ベニーズ・ビデオ |
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1992年 ミヒャエル・ハネケ監督 冒頭の豚のシーンから衝撃的。 そんなに何度も見せないでおくれ ![]() かなり裕福な家庭。 全く会話の無い家庭。 ビデオが好きでレンタルもよくしていて、 日々色んな物事を自ら撮影する少年は ビデオの中の世界と現実の世界の 境界が無くなってしまったようだ。 冒頭の親族が豚を殺した銃を 田舎から秘かに持ち帰ってきていた少年は 偶然知り合った少女を自分の部屋で殺してしまう。 それも、実に淡々と、何発も。 その後、手の震えも無くヨーグルト?を冷静に食べている 少年の姿は恐ろしい。 自分の犯した罪が全くわかっていない模様。 学校でも悪さをし、悪態をつく。反抗期かな。 突然丸刈りに。これが彼なりの懺悔なのか? いや、そうとは思えない。 少女の処理に困った少年は 親に、少女を殺した所を撮影したビデオを見せる。 親のとった結論は、 バラバラにして捨てる?流す?こと。 息子の、自分の、人生を守る為に。 少女が可哀想とか、なぜやったんだ!とかの問いは無く、 淡々と証拠隠滅の話し合いをする夫婦の会話。 あーーこの親にしてこの子有りだね。 母親と少年は翌日エジプトに旅立ち その間、父親は遺体を処理していた。 すっかりすっきり片付けていた。 帰国後、まるで何も無かったかのように出迎える父親。 父に「なぜやったのか」と問われ「どんなふうかと思って・・」 ってそれで会話終わりかい! 全く心の通じ合っていない親子なのね。 殺害動機は、やっぱりそんなもんなのね。 はぁ・・・ため息ついちゃったよ・・。 息子は何故か警察にすべてを話しに行った。 警察になぜ来たのかと問われ「なんとなく」 一通り説明終えると「帰っていいか?」と・・。 なんじゃそりゃ。 他人事かよ。 全く罪の意識も無けりゃ 親が自分の始末をしてくれたのに それすら警察にバラすって。 一体どうなっているの? 少年にとって、ビデオの中も現実も同じであり、 ドラマに出てくる血がケチャップだとわかっているのに 実際の血を見て驚きもせず 殺人もたいしたことじゃなく あぁなんと言ったらいいのか なんだか凄く嫌な気分。 でも、実際の未成年殺人なんて こんなもんなんだろうな。 これが現実。 あぁ まったく嫌な気分だ。 |
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